市電保存館とは

「横浜市電」は、明治37(1904)年から昭和47(1972)年まで約70年間にわたって“ちんちん電車”の愛称で親しまれ、横浜市民の足として活躍しました。

横浜市電保存館は、市電が廃止された翌年の昭和48(1973)年8月に滝頭車両工場跡地に開館し、その後、昭和58(1983)年には、現在の市営住宅1階に建て直されました。

館内には、7両の市電車両、停留所標識、敷石を当時の姿で保存、市電が走っていた時代の「時間」と「空気」を感じていただけるよう再現しています。

歴史展示コーナーでは、「横浜の発展と交通」をテーマとして、横浜の発展の礎となった吉田新田の干拓から、横浜開港、関東大震災、戦後の復興、市電の最盛期を経て廃止に至る経過、その後の横浜の都市計画の基となる6大事業や地下鉄への移行などをわかりやすく解説しています。

市電の歴史 1904 - 1972

                 
1904年(明治37年)7月15日 横浜電気鉄道により、神奈川-大江橋間開業
1921年(大正10年)4月1日 横浜市が横浜電気鉄道を買収。電気局を発足
1923年(大正12年)9月1日 関東大震災 車両の半数を失う。一ヶ月間全線不通となる
1928年(昭和3年)11月10日 市営バス開業
1931年(昭和6年) 震災復興事業が完了
1945年(昭和20年)5月29日 横浜大空襲で被災 全198両のうち約50両を失う
1946年(昭和21年)6月1日 電気局、交通局に改称
1956年(昭和31年)4月1日 井土ヶ谷線(保土ヶ谷橋-通町1丁目間)の開通で最盛期を迎える
1959年(昭和34年)7月16日 トロリーバス開業
1966年(昭和41年)8月1日 生麦線(生麦-洲崎神社前間)、中央市場線(神奈川会館前-中央市場間)廃止。市電撤去始まる。
1967年(昭和42年)12月18日 ワンマン運転を開始(4・5系統より)
1971年(昭和46年)3月21日 車掌の乗務を廃止
1972年(昭和47年)3月31日 市電・トロリーバス全廃