6月10日は時の記念日です。
日本で初めて「時計による時の知らせ」が行われたとされる日を記念して1920年に制定されました。
市電保存館の車両コーナーには、今から約70年前まで横浜駅東口に設置されていた大時計が展示されていて、今も時を刻んでいます。
そしてもう1つ。
6月10日は路面電車の日でもあります。
「6(ろ)10(てん)」→「路(6)電(10)」(路面電車)の語呂合わせで1995年に制定されました。
市電保存館の車両コーナーには、今から約50年前まで横浜の市民の足として活躍した路面電車「横浜市電」が7両保存展示されていて、実際に車内に乗車することもできます。
ちんちん電車の愛称で親しまれた「横浜市電」と横浜駅のシンボルだった「大時計」。
記念日には(もちろん記念日じゃなくても)市電保存館にお越しいただき、懐かしい昭和の横浜を感じていただけたら幸いです。
■横浜駅東口に設置されていた大時計(昭和3(1928)年製造)
■横浜市電1000型車両(昭和3(1928)年製造)
■館内の休憩コーナー上部を走る市電(Oゲージ)