市電保存館では、下記のとおり企画展示を開催します。
本邦初公開となる明治から大正の時代に使用した乗車券の金型は必見!
また昭和の時代、米軍に接収されていた本牧を走る市電の写真もお楽しみいただけます。
■企画展:横浜市電「乗車券の金型展示と写真展」~新発見!114年前の横浜電気鉄道時代の乗車券金型~
■展示期間:令和7年4月25日(金)~令和8年4月21日(火)
■展示場所:館内・多目的コーナー
■展示内容:
(1)市電乗車券金型の実物と解説パネルの展示
市電乗車券の金型の実物8点と、各金型の解説パネルを展示。そのうち明治から大正にかけて使用されていた乗車券の金型は、横浜市交通局の前身となる横浜電気鉄道時代のもので、これまで現存していることがわかっていなかった、本邦初公開の貴重な乗車券金型です。
(2)横浜市電写真展 前篇【令和7年4月25日(金)~令和7年10月21日(火)】
本牧線と根岸線を走行する市電(麦田町~本牧三渓園前の~不動下)の写真を展示。廃止直前の市電が走っている様子で、米軍に接収されていた本牧の風景を垣間見ることができます。
※写真展は、前篇・後篇の2回にわけて写真を更新して開催します。
■企画展示協力・写真提供:しでんの学校
■乗車券金型提供:しでんの学校(寄贈:鈴木 久美子様)
1911(明治44)年から1921(大正10)年まで使用されていた横浜電気鉄道時代の五銭乗車券の金型
本牧 二の谷 1968(昭和43)年8月31日 撮影:竹中 洋一